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2024年もライフホイールで網羅的に振り返る

あたまがきんに君が考える2024年の漢字一文字は「」です。

本当は難しいこと考えず今年の漢字なんてものは「筋肉」とか「肉体美」でいいんですが、この文化は文字数制限が本当に厳しいんですよね。

とは言え、思いついたからにはちゃんと説明します。

今年の漢字が「体」の理由は結構あります。

一つ目がベストボディ()ジャパン出場に向けて、週10回以上の筋トレで肉体を鬼強化してきた年だからです。

二つ目が副業先がきっかけで解剖学や運動生理学に入門し自分のに関する理解も深まりました。

また、さまざまな学習や体験を通して高度な概念や知識を体得してきた年でもあります。

また、そのプロセスを経て今までバラバラだと思っていた世の中の要素が体系的にまとまってきたからです。

こんな感じの一年をコーチングのフレームワークであるライフホイールというものを使って網羅的に振り返ろうと思います。

ちなみに2023年の振り返りはこちらの記事で読めます。

今見ると内容が浅くて恥ずかしくなりますね。過去を振り返って恥ずかしくなるというのは、とても成長している証拠なので嬉しいことです。

それでは2024年を8個の要素(1.仕事、2.自己表現、3.お金、4.精神的成長・自己成長、5.健康、6.愛情、7.家族・友人、8.趣味・楽しみ)で振り返っていきます!

1.仕事

2024年の振り返り

note proの営業事務のオペレーション改善業務を2年やってだいぶ慣れてきたのと、改善の余地がなくなってきてしまったと感じていた。

しかし、オペレーションの改善に関して自分の視座が上がったことでやるべきことがたくさんあることに気がついた。

今までは定型業務を自動化・効率化するといった、いわば形式知的なオペレーションのシステム化を行なっていた。

この形式知的なオペレーションは多くても通常業務の2割くらいで、残りの8割は暗黙知的な業務であり標準化されていないものになる。

改善の余地がなくなってきたと考えていた理由は、この2割しか見ていなかったからだということに気がついた。

暗黙知的に行われているオペレーションを、形式知化していくとなるとナレッジマネジメント的な視点が必要になり、より複雑度が高く難しい意思決定が必要とされる領域になる。

そうなると色々な方とのコミュニケーションが必要になるし、データ活用も必要になってくるということに気がつけたのが仕事面で一番大きな成長だったと思う。

このように、オペレーションの改善の定義を「形式知的なオペレーションの自動化」だけではなく、「暗黙知を形式知にすること」も含めると、ほぼ全ての業務の改善を内包することができるし、どの職種の業務やユーザのタスクにも当てはめることができる。

だから無限にやるべきことがあると思えるようになった。

2025年の抱負

2025年は「暗黙知的なオペレーションを形式知化してシステム化する」をテーマにする。

暗黙知を形式知化する場合、データ活用も視野に入ってくる。データ活用となると、投資的要素が強くなる領域だと思う。そのため、実現しようとしていることに対するビジネスインパクトとかROI的な視点を持った意思決定や優先度判断をしていけたらいいなと思う。

こちらの本を読んで哲学の強化や計画や実行をしていきたい。

また、SaaSのサブスクリプションビジネスのドメインで成果を出す方法についてもMapifyを活用してリサーチしていきたい。

この辺はPdM視点になると思うが、2024年に独学で勉強したり副業を通してプロダクトマネジメントを経験したことで、頭の中ではできるイメージがついている。あとは本業のドメインや条件でビジネスインパクトが出そうなポイントを見つけられるかどうかだ。ここを徹底的に見極めていきたい。

自分の担当領域の業務をチームとして取り組めるようになるので、ピープルマネジメントもしっかりやりたい。

2.自己表現

2024年の振り返り

数値的な振り返りで言えばnoteの投稿は24本、フォロワーが100人増えて、PVが23-24比で2倍になった。

2024年のnote創作記録

定性面での振り返りで言えば、「私がなぜnoteを書くこと(創作)に熱中していたのか」を言語化することができたのが一番の功績だと思う。

端的に言えば私が持つ2つの根源的な欲求が原因だ。

  • 自分の存在をこの世に残して死を需要できるようになろうとする欲求

  • 自分という人間を理解してもらって孤独から逃れたいという欲求

また、職場では完全に筋肉キャラや若手キャラを確立することができて自由気ままに振る舞えるようになった。(職場の皆さんが大人でちょっぴり甘えさせてもらっています。)

あとは、高校時代や大学初期のアホばかりやっていた自分も取り戻せた1年だった。三茶に住んで飲み歩いたり、バカできる友人との時間が増えたり、彼女がめちゃおもろい人だったりというのが大きな要因だと思う。

「バカをやれる」という学生時代に築いてきたアイデンティティの喪失感も完全に消え失せた。今ではなんでも楽しめる自信しかない。

ただ、友人からは「いい奴すぎてあなた自身が見えてこない。底が見えないかも。」と言われることが増えた。特に課題感は持っていないけど自己表現という部分で見たら足りていないと言える。

2025年の抱負

今まで自分が表現してこなかった面が見える発信もしていこうと思った。とりあえず自分の人生のストーリーテリングは自分のためにも書き上げたいと思う。

あとファッションについてはまだまだ課題感が残る。本を読んで根底の思想やその変遷を辿ってメンタルモデルを構築していきたい。

3.お金

2024年の振り返り

夏にビットコインカンファレンスに参加して仮想通貨なるものを学んだ。その時に1万円だけビットコインを購入したが短期間で1.5倍くらいになって良かった。

また、「ビットコインがなぜこれだけ騒がれているのか?」を勉強した際に、お金の歴史や資本主義や資本論についても学ぶことができたのが良かった。お金が世の中の構造に大きな影響を与えていることが理解できた。

2024年の目標だった、自分自身を経営するという視点はまだマスターしていないが、投資先に関しては調整できた気がする。主にテクノロジーと人脈への投資量が増えたことでいろんな知識や機会や仲間に出会うことができた。

正直これが一番でかい。一方で過剰投資だったりする部分からは徐々に資本の投下量を減らしていきたい。

直近でバーに行く頻度を減らしたのと、副業を始めた結果、毎月お金が余るようにはなってきた。この取り組みを習慣化していきたいのと、毎月確実にお金が余るようになってきたら資産運用を開始したい。

2025年の抱負

人脈に関しては変にROIは考えずに、エフェクチュエーションのaskingを通して未知の可能性を探っていきたい。

とは言え、貯金やその他の資産運用を一切していないのが課題なので、人脈投資との折り合いをつけたい。

すでに貯金ができるようになるまでの構造は把握しており、一つずつ段階的に行動変容していくだけなので「とにかくやる」。

4.自己成長・精神的成長

2024年の振り返り

2024年の最初は自分の孤独と向き合う時間に充てていた。一人でも楽しめる方法を試行錯誤したり、自分を理解してもらおうと自分の考えを発信したり、孤独という問題空間を分解してみたり。

おかげで自分の孤独は、理解されることによって解消されるのではなく、自分が相手を理解することで心が繋がって解消されるということがわかった。

コーチングや内省が好きな自分からすると問題が自分の中にあると分かれば勝ちを確信できる。あとは行動変容するだけなのだ。この時点で「孤独」という概念が恐怖の対象ではなくなった。コントロール可能な心理的・認知的現象に置き換わった。

次に訪れたのは「退屈」という負の感情だ。内省しすぎて変に達観してしまった結果、熱中できることがなくなってしまって退屈を凌ぐ手段がなくなった。

その結果、残りの人生が退屈を凌げない苦痛の時間が続くだけなので、今すぐ死ぬことがベストかもしれないという結論に理性的に到達した。

ただ、死にたくはないのでこれに対する回答を考えていくしかなかった。孤独と向き合った時と同様に退屈という問題空間を分析してみたり、先人の知恵を借りると答えが出た。

それが

自分のトラウマ的な欠如と向き合う内省だったらむしろ熱中することが見つかる。

ということだ。

この進化した内省により、「環境を選ぶこと」や「挑戦すること」、「選択肢がなければ選択肢を増やすための行動を取ること」が前よりもできるようになった。

そして人生の方向性が決まったり、これから私は何をやり続ければ良いのかが明確になった。

また、システム思考という超汎用性と表現力が高いメンタルモデルを身につけたことで、思考力が強化されたし、世の中の本質を複雑なまま捉えることができるようになった。

自己成長に関しても想像以上の未来に到達できたと思う。

2025年の抱負

ITエンジニアとして本当に一人前かどうかは常にトラウマ的な欠如として存在するので向き合い続ける。いくらビジネス側を知ろうがずっとエンジニアではあり続けたい。エンジニアとして0→1を副業でできるのでちゃんと技術でリードする存在になる。

2024年目標で定めたにも関わらずチャレンジできていなかった英語に関しては、少しずつ準備を進めていきたい。圧倒的にトラウマ的な欠如であることは間違いない。

ただ、英語学習に関して環境を変えるのはちょっと現実的ではないので小さな土台を作ることにする。

習慣化が鍵になると思うので、以下のアプリを使って段階的に定着させていこうと思う。

5.健康

2024年の振り返り

三茶に引っ越したせいでお酒を飲む量が増えたので程々にしたい。三茶という街が「寂しい夜でも独りにさせないぜ」って語りかけてくるから夜中にバーに繰り出しちゃうんだよな。

孤独とは向き合ったはずだけど油断すると楽な方向に流れてしまうので自制しようと心がけている。

健康の目標とは違うかもしれないけど、ついにベストボディジャパンに出場する目標も達成できた。

当時の体重が67kgで体脂肪が5%程度まで落とすことができた。この経験を通して、オートミールを幸福だと感じる次元を知ることができた。食事や食欲に対する考え方が変わった。食欲に関して足るを知るを一定レベルで体得できた。

副業先がパーソナルジムでちゃんと科学を取り入れて指導するタイプなので、自分もそのナレッジを使って怪我なく筋肉生産性を最大化していくことができた。

2025年の抱負

筋肉については弱点の胸、腕、肩を大きくしていきたい。また、反り腰気味になってしまうのは背筋に比べて腹筋が弱いことや、肋骨が開いてしまうことが原因だと思うので腹筋トレは日課にしていきたい。

体脂肪は15%以上にはならないようにキープする。

自炊ルーティンを確立して自炊を増やして栄養のある食事を食べるようにしていきたい。

栄養学や解剖学は副業を通して身につけていきたい。

6.愛情

2024年の振り返り

愛をgiveだとすると、giveできる幅が広がってきた。そのおかげで2024年に掲げた「繰り返し自分と会ってくれる人を増やすこと」がかなり実現できたと思う。

あと本当にたまたまだけど自分と相性の良い人も見つけることができた。

「沖縄で出会って、たまたま東京で再会して〜」という流れで本当に主人公イベントとしか言いようがないけど、縁に恵まれて感謝しかないです。

2025年の抱負

会う人の幅を広げすぎた反面、身近な人に割くリソースが減ってきたので身近な人ほど大切にするようにしていきたい。

ただ、giveの対象は全人類にしていきたいので、足るを知るマインドを強化して自分のためにやらないといけないことの割合を減らしていければいいなと思う。

あとはもっと他者が求めることにアンテナを張ったり傾聴したりしていきたい。

7.家族・友人

2024年の振り返り

家族周りで色々な変化があった年だった。自分の立ち回りを考えさせられた一年だったが難しい問題すぎて結論は出ていない。

揺るがないスタンスとしてはそれぞれの意見を尊重し、聴くことにフォーカスする。全員が非常に難しい決断をしていると思うので利害調整役に入るのが良いと思っている。

友人に関してはこの一年で関わる人のデモグラフィック的な幅が広がったのがとても良かった。特に年齢が上の人と関わることが増えたのが自分にとっては良い変化だった。

2025年の抱負

引き続き、社交の場には顔を出し続けたい。あとはイベントや遊びを企画する際の企画力を上げていきたい。

家族に対しては、感謝やリスペクトは普段の会話から伝えていきたい。

8.趣味・楽しみ

2024年の振り返り

控えめに言って充実しすぎているので課題感はない。

鳩を眺める、Podcast、世の中の構造を理解する、内省、サッカー、筋トレ、バーに行く、小説を読む、noteを書く、サイクリング、旅行、HIPHOP、人と会う、美術館にいく、外食、ワイン、ハイボール、ブラジリアン柔術、お笑いなど。

ただ、ちょっとお金がかかる趣味が多い気がするので、その辺は調整が必要かなぁと思う。

2025年の抱負

資本主義的なパラダイムでは価値がつけにくいような趣味(鳩を眺めるなど)を増やしていきたい。

超長期的な視点で考えると、歳をとって思考体力や、体力や五感が衰えてきても楽しめるような趣味が何かは考え続けたい。

また、デジタルデトックスをしていきたい。趣味じゃないけど多くの時間を割いてしまっている受動的な消費活動(InstagramやYoutubeなど)の割合は大幅に削減していきたい。

さらに時間が生まれるし集中力が強化されると思う。

最後に

2024年の序盤にエフェクチュエーションを学び、自然発生するエネルギーに身を任せた結果、計画以上の良い未来に到達することができました。

今まではエフェクチュエーションとは対照的なコーゼーションという思考様式で生きてきたので、「人生を選択的に生きていた」というよりかは「ロジカルに考えてやるべきことをやるという限定的な生き方」でした。

エフェクチュエーションでは、手持ちの手段から自分が一番ワクワクするものを選ぶというのが行動の起点になるので、精神的労力が必要ないのです。

その結果、想像もしなかったような良い未来に到達することができたと思っています。

2024年に関わってくださった方々ありがとうございました。2025年も引き続きやっていきます。

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あたまがきんに君
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