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LayerX Casual Nightに参加しました

こんにちは、あたまがきんに君です。先日LayerX Casual Nightのワイン会に参加してきました。


ワインめっちゃ美味しかった

LayerXのエンジニアでワインにめちゃくちゃ詳しい方がいて、その方が20本のこだわりワインをセレクトしてくれました。

その方にワインの話を聞くと、どうやらフランスまで行ってワイナリを巡って一次情報をとってきているとのこと。

そして、解説していただいた内容の解像度がとにかく高い。LayerXの社員は趣味でもちゃんとBe Animalを発揮しているのか!!と思い、思わずにやけてしまいました。

そしてどのワインも本当に美味しかったです。ありがとうございました。

LayerX Casual Nightの内容

参加者が集まるまでは、古賀さんとワインの雑談をしていました。

参加者が揃ったところでセレクトしてくれたワインの紹介があり、その後Casual Nightに参加してくれたLayerX社員の紹介をして、ワイン会がスタートしました。

ワイン会ではVPoE、EM、ソフトウェアエンジニアなどの様々な社員の方とカジュアルになんでも話すことができました。

普段のLayerXの発信からは見えてこない部分の深掘りができたのも大満足ポイントです。

解消できた疑問

どうやったら社員の情報発信量があれほど多くなるのだろう?

LayerXの社員はイベント登壇や、Twitterの発信、テック記事やnote記事、Podcastで、個人では消費しきれない量の発信を社員が自発的に行っています。(アドベントカレンダーはすぐに枠が埋まってしまい、11月から前倒しでやってたりするらしい。もうナニベントカレンダーなのかわからん。)

LayerX社員の情報発信量が多い理由は、「日々の業務の中でちゃんと解像度を高めるために言語化して、新しい情報をどんどん生み出しているから」とのことです。

よくある発信できない理由に「発信することがないから」ということがありますが、それをふかぼってみると「新しい情報を生み出しておらず本当に発信することがないから」か「新しい情報を生み出しているけどうまく言語化できていないから」のどちらかだと思います。

企業は生産的な活動をしているはずなので、基本的には後者の「新しい情報を生み出しているけどうまく言語化できていない」ことが原因になります。

LayerXの社員は不確実性への対応手段として普段から言語化しているのでこの壁を乗り越えているのかなと思いました。

LayerX社員の言語化のなかで好きな記事はこちらです。言語化は解像度を高めるための手段の一つだと多いますが、そもそも「解像度を高めるとは何か?」を言語化によって明らかにしようとしているところがいかつい。かっこいい。スキ。

めちゃくちゃ強い人しか入れないのでは?

全然そんなことはなく、若手の採用や新卒採用も強化しているとのこと。そして育成にも力を入れているとのことです。

育成に関する考え方をもっと知りたい場合は、CTO松本さんのこの記事を読むことをお勧めします。正直スケールが違いすぎて眩しいです。

個人的にCasual Nigthで聞いた育成に関する話で面白かったのは、リーダーやマネージャー達が「自分たちをクビにする人を自分たちで育てよう」という認識を持っていることでした。

なんかもう人格があり得ないくらい生産的な段階に達していますね。

入ったとしても自分が発揮できるバリューがないのでは?

こちらも誤解でした。内部は思ったよりワチャワチャしていたり、やるべきことが溜まりすぎていたりする状況なのでバリュー発揮できる場面はたくさんあるとのことです。

仮に経験が浅い場合でも、最初はバックログに溜まっているタスクを行うことから始めて、強い人から質の高いフィードバックをもらったり、ドメイン理解を深めていったりした後に、ベテランと組んで難しいプロジェクトを進めていくみたいな道を想定しているそうです。

あと個人的な意見ですが、あれだけいろんな社員の方が仕事の記事を投稿していたら、コラボレーションの質も高まるし、業務でバリューの発揮の仕方もわかるので、仮にLayerXに入れたとしたらそこは心配ないなと思いました。

社員のバリュー発揮自体に再現性がある雰囲気を感じました。

衝撃的だったこと

エンジニアが商談やCSのMTGに同席して顧客に直接課題をヒアリングしている

確かにこれはかなりアツいと思いました。エンジニアがちゃんと一次情報を取り、それを元に鋭い仮説を立て、検証していく中で課題の本質を捉えて、ソリューションを実装しているそうです。これがあるからバクラクのような滑らかなプロダクト利用体験を生み出せるのだと思いました。

また、大きな視点で見るとSaaSは業務フローを再構築するものとしても機能するのが理想だと思いますが、ここに向かう上でもエンジニア自身が一次情報を取り、生きたドメイン知識を手にいれて解像度を高めていくことが好ましいと思いました。

これがないと、エンジニアの顧客解像度が高まらず、課題の本質が見えてこないと思います。そして課題の本質を捉えていない場合、適切な手段を提供できなくなると思いました。(効率化や自動化やそもそもそのプロセス自体を無くすのか、AIを使うのか、AIじゃなくてもできるのか等)

まず自分は、広報業界や広報業務についての本を読むことと、CSのMTGや商談の録画を見ていこうと思いました。

めっちゃカルチャーが浸透している

LayerXはカルチャーの浸透率みたいなものが高い印象を受けました。

カルチャーについては「LayerX羅針盤」でめちゃくちゃ綺麗に言語化されているので絶対に一度は目を通したほうが良いと思います。そして羅針盤が事業フェーズや業務にフィットしている印象を受けました。だからこそ無理がなく勝手に浸透していくのかなと思いました。誰でも良い仕事をしたいはずで、そのやり方が誰にでもわかりやすく、すぐ業務に生かせそうな感じだったら勝手にトライしますよね。

通常バリューとかミッションとかは抽象度が高すぎてそもそも落とし込めなかったり、エンジニアだとどう落とし込めるんだろうみたいな翻訳作業が必要だったりすると思いますが、それがLayerXの羅針盤にはない印象を受けました。

松本さんとサシで話せた

本当にたまたまでしたが、同じ日に同じ建物で生成AI忘年会というイベントもやっていて、そちらに出席していた松本勇気さんがCasual Nightの中締め後に飛び入り参加してくれました。

個人的に、学生時代からロールモデルにしていた松本勇気さんとサシでたっぷり話せたのがとてもアツかったのと、筋トレで得意な種目を聞いた時にスクワットと言っていたのもさすがだなと思いました。(下半身トレーニングは避けがちな人が多いので。)

一番嬉しかったのは、松本さんから仕事のアドバイスをもらったことです。これから2年でやることが全て決まった感じがしてよかったです。改めて強い人の下で働く良さを実感しました。

スキだったこと

めっちゃ言語化してる

自分も言語化は好きなんですが、LayerX社員はめちゃくちゃ言語化をやっていました。そしてLayerXの生産性を高めている要因が言語化にあると思いました。言語化で生産性が高まる流れはこんな感じだと思っています。

  1. 言語化によって今まで曖昧だった問題空間の構造をはっきりさせる

  2. 問題空間の解を出すために必要な情報処理量が落ちる

  3. 空いた脳内リソースを次の次元の問いに向ける

これを繰り返すことによって問題空間にある不確実性が削減されていくと思います。そして不確実性を削減することで、結果に再現性を持たせることができるようになってきます。良い結果に再現性を持たせることができれば生産性は上がりますよね。

全体最適を諦めない姿勢

そして最近LayerXの羅針盤で「全体最適を諦めない」という行動指針が追加されていました。及第点をとったからと言って妥協しないし、未知の領域でも課題の本質だと思ったらとことんチャレンジしていく感じがカッコ良すぎました。

最後に

LayerXの発信は個人的に自己啓発本を読むよりも生きた情報でアツいと思っています。なのでウォッチし続けるのをオススメします。

そして最後に自分が定期的に見返している松本さんの記事も紹介しておきます。伸び悩んでいる時期にいつも正しい意思決定に導いてくれます。


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