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本質を手中に収めてみたい

本質という言葉はよく耳にするけど、たどり着こうとしてもなかなか辿り着けない難しいものだったり、「それは本質的かどうか?」という論点がよく出てくるくらいには曖昧なものである。だけど、本質が持つ力は圧倒的だ。だからみんな本質を求める。

今日はもう少し「本質」というものを言語化という方法で手中に収めてみたいと思う。

具体を伴わない話で恐縮ですが興味ある方はお付き合い下さい。

本質を捉える

私なりの答えとして「本質」それ自体とは、問題空間の全てが"それ"で説明可能になる(筋が通る)ものだと思う。だから「どのサブシステム(問題空間)における本質か?」で違うものになる。そして同一の問題空間の中で、「本質(仮)」で説明しきれないものが出てきた時に、それは本質ではないことになる。

本質の別の性質として、本質はあらゆる表面的な事象の根本にあるものだと思う。これはケイパビリティで考えてみると整理される。ケイパビリティとは、簡単にいうと「対応できるユースケースの数」である。先ほどの本質の説明をこれに寄せて言い換えると、本質とは「それをベースに説明しきれる事象の数」である。このようにケイパビリティに置き換えて考えてみると、本質がなぜ力を持つのかが説明できる。

本質を磨く

よりよく生きようとか、幸福になろうとすることは誰もがやっていることだけど、何かを達成するために使えるリソースは限られているので戦略が必要になる。戦略においては本質を捉え続けることが重要になる。要するに本質とは何か?を考え続けることが必須だ。

達成したいこととそのギャップが問題であり、それを取り巻く環境が問題空間になる。問題空間の本質を考え続けて仮置きすることがファーストステップ。次に問題空間内で本質を検証し続けること。その次に問題空間を広げても本質が本質であるように本質自体が持つケイパビリティを上げていくこと。最終的に自分の幸せを取り巻く超広範囲な問題空間における本質に近づいていく。

本質をちょっとだけハック(利用)する

本質がこのような性質を持つので、議論の際にその人が何を本質と捉えているかによって、どの問題空間(サブシステム)で生きているかも推測できる。要するにどのレベルで物事を達成しようとしている人なのかがわかる。どの視野で物事を考えようとしているかは仕事においても人の伸び代を知る上でも重要だろう。だから私は「⚪︎⚪︎の本質とは何か?」という議論が好きだ。この議論はその人の生き方を調べる上で非常に役に立つ。

最近考えている本質

  • 愛の本質とは何か?

  • 本質的な成長とは何か?

  • ラーメンの本質は麺かスープか?

今日カフェで1時間ぼけっとする時間を作った。脳内のノイズが全消えして良かった。今日はぐっすり寝れそう。一番好きな祐天寺のラーメンを供養して寝ます。おやすみサタデー。

Ramen Break Beats


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