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減量明けの1番の楽しみは「銀座 ぺろり」の牛タン

つい先日2024ベストボディジャパン東京大会への挑戦を終えました。あたまがきんに君らしい挑戦ができて心が晴れております。

さて、本日の記事は「減量明けの食事」です!
あれです、よく筋トレ系YouTuberがやってるやつです!

ベストボディジャパンに関する記事は別記事でまとめます。挑戦を通して色々な成長や思いの変化があったので楽しみにしていてください。

2024ベストボディジャパン東京大会

ちなみにBBJへの挑戦で一番きつかったのは間違いなく減量生活です。ずっとオートミールとキノコと胸肉をお湯でふやかして鶏ガラで味付けをしたものを食べていました。

減量食のオートミール

ヘルシーな食事をしていると脂質が本当に待ち遠しいんですよねぇ。まぁこれはこれでうまいと感じるようになったんですが。

減量明けの食事は「銀座ぺろり」

減量明けに絶対食べたいものは決めていました。それがタイトルにもある通り、「銀座ぺろり」さんです。

「銀座ぺろり」に決めたわけ

ベストボディジャパンが終わったら何を食べようか迷っていた時に、たまたま銀座ぺろりのシェフに出会いました。

その時に料理の話で盛り上がったんですが、シェフの知識の深さはもちろん探究心とか、本当に美味しいものを作りたいという気持ちが溢れんばかりに伝わってきたので「ここしかない!!」という感じで決めました。

ちなみに、この時に減量食が辛いと相談したら、鶏胸肉が柔らかくなる方法を教えていただきました。このおかげで減量をやり切ることができたと思っています。本当に感謝しかないです。

銀座ぺろりの特別コース料理紹介

スパークリングワインで乾杯しつつお通しをいただく。

お通しのとうもろこしと豆腐のポタージュ

とうもろこしの風味が全面に出ててマジで畑見えた。

食事中に見えてしまったトウモロコシ畑

続いて夏野菜の揚げ浸しに、あっさりめの白ワインを合わせていただく。

夏野菜の揚げ浸し

めちゃくちゃ味染み込んでるのに野菜のシャキシャキした食感がめちゃ残ってて「どうやってやったの!?」って感じだった。写真には映ってないけど底に皮が剥かれたトマトがいて、その酸味が白ワインに合いすぎて別格でした。

続いて特製牛タンと大根の煮込みをオー・ボン・クリマ(アメリカのピノノワール)といただく。

特製牛タン(タン先)と大根の煮込み

味が染み込んでない大根は一切認めないというスタンスのシェフが煮込んだ大根はもちろん味がしみしみ。どうやら冷えている時に味が染み込むらしい。メモメモ。

タン先もほろほろで味もしみしみで一皿分の量じゃ足りない一品。

オー・ボン・クリマ

普段ワインの名前なんて覚えないけど、この赤ワインは個人的に好みすぎてメモした。今度入手したい。

気に入った要因は煮込みの味付けとめちゃくちゃ相性が良かったのがでかいけど単体でもめちゃ美味しいと思った。

ペアリングはめちゃくちゃ難しいと思うけど、本当にドンピシャな感じで合わせていただいて新しい次元を見ることができました。

続いてタンの奥の部分を生でいただく。こちらもオー・ボン・クリマと一緒に。

生のタン、キャビアのせ

これもうますぎた。タンの甘みのある油の余韻をワインの控えめな酸味と渋みで切り替える。ワインがやや甘口なのでタンの甘みに負けてない。切り替えるというよりは調和を楽しむと言った方が正確か。

相乗効果を超えて累乗効果級。指数関数的に幸福が増幅しました。

続いて厚切りタンの炭火焼きをいただく。

厚切りタンの炭火焼き

添えてあるのは砂漠の塩と大葉の酢漬け。「砂漠って塩取れるの?」と思ったけどなんか地層から採れるぽい。

大葉の酢漬けと合わせて食べるのが圧倒的ハイライトでした。がちうまい。

続いて魚介系の料理2種をシャルドネと合わせていただきます。まず一皿目。

魚介一品目

ふわふわしててばりうまい。普段なら一口でいけるやつをうますぎてもったいないので少しずつ味わう。目を閉じると味覚に集中できるというのでそれも試す。

続いていいだことじゃがいものトマト煮込み。

いいだことじゃがいものトマト煮込み
シャルドネとめっちゃあう

この辺りから食べれば食べるほどお腹が空いてくるという謎の現象に襲われる。赤とも合いそうとのことだったので、オー・ボン・クリマとも合わせてみたら超合った。

ちなみにメニュー名に入っていないけど、オリーブも最強に美味しかったので、「いいだことじゃがいもとオリーブのトマト煮込み」にしてあげたかった。オリーブ君よ、君もちゃんと主役級だよ。

ここから肉料理がきます。重ための赤と合わせていく。

牛フィレカシューナッツカツレツ

衣がカシューナッツを撹拌したものでできていて新食感。お肉のレア感も素晴らしく見た目もやわらかい食感も完璧。もはやカツレツ界の衣のスタンダードはカシューナッツを撹拌したものでいいんじゃないでしょうか?

続いてステーキ。

素敵なステーキ

バジルのソース(右)と醤油ニンニク胡椒ソース(左)の2種類がありそれぞれタイプが全然違う!一つのステーキを2つの世界線で楽しめる贅沢。感無量。オートミール生活では決して得られなかった幸福の刺激。私のタンが喜んでいる。

次はラムチョップ選手の入場です。

ラムチョップ

ちなみにワタクシ、ラムチョップは大好物。重量級のラムチョップにエスニック系の味付けのそぼろのソースがかかっていてまた違う世界に連れてこられました。アジアの味。味アジア。アジアの奇跡。

このラムチョップもうますぎてまた食べたい。リピート必至。今後はラムチョップリピーターマッチョになろうと決意しました。

まだまだ続きます。次は減量明けに食べたいランキング上位に来るハンバーグ。

ハンバーグ師匠

私は地元が静岡で、かの有名なハンバーグ屋「さわやか」が大好きで、都内でさわやかよりも美味しいハンバーグ屋を探すという挑戦をしていたことがありました。

なかなかさわやかよりも肉感のあるハンバーグに出会ったことがなかったんですが、このハンバーグは最高でした。この肉感をほんとうに皆さんに味わってほしい。上に乗っているバジルバターも死ぬほど美味い。

ちなみに下にあるリンゴがいい具合にさわやかさを出しています。さわやかよりもさわやかだった。

続いてパスタ。ここのシェフと会ってお話しした時にパスタを作る難しさとか、こだわりを聞いていたのでめちゃくちゃ一番楽しみにしていました。

伝説パスタその1

無限に食べられる系のさっぱり酸味が効いたパスタ。オイル感と生ハムの塩味がめちゃくちゃマッチョ、間違えた、マッチしてた。

この細麺のパスタは、キエッリーニ、間違えた、カペッリーニというんだけど、さっぱり系の味付けが合う。そうめんのような麺なんだけど、ソースの合わせでここまで極められるのかと驚愕。人生で最も美しい旅だった。

そしてデザート前の締めパスタ。

伝説パスタその2(シャンピニオンクリームパスタ)

シャンピニオンだかチャンピオンだかわからないけど間違いなく優勝。ほんっとに美味かったからまじでまた食いたい。本当にありがとうございます。

デザートはココアパウダーがかかったヨーグルト。

たぶんアマゾンカカオとブラウンシュガーと自家製グリークヨーグルト

ココアパウダーに黒糖を混ぜているそう。めっちゃ健康にも配慮したデザート。黒糖の風味が最高。これは、、マジでハマる!

普通のコースよりも品数が多めの13品のコースでしたが、最後の最後までぺろりといけました。

美味しい料理は人を一瞬で幸せにできると心から実感した

減量生活では健康的な食事はできていたんですが、良いものを食べることはできていませんでした。そのため「幸せが遠い!!!」と感じていたんですが、銀座ぺろりのコース料理を食べたら一瞬にして幸せになれました。

まじで牛タンとかパスタとか美味かったし、最高の思い出になりました。

うまいものにはワケ(努力)がある

美味い食事にはワケ(努力)がある。ちゃんとシェフが人生を通して時間をかけて知的探究して、美味しいものを作ろうと熱量を投下し続けた結果なんですよね。

私の中で間違いなく推しシェフです。ワインとのペアリングも個人的には天才的だと思いました。

絶対にまた行きます。

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